この国を出よ★★★★★

この国を出よ

この国を出よ


・競争のないところに進歩は生まれません。p25


・21世紀の教育の目的は、どんなに振興経済国や途上国が

 追い上げてきても日本がメシを食べていける人材、言い換えれば
 
 答えがない世界で果敢にチャレンジして世界のどこかに

 放り出されても生き残っていける人材を生み出すことである。

 そういう人材を何人育成できるかで、今後の国力は決まってくる。p26



・これから日本が「沈没」でなく「浮上」を目指すのならば、

 国民一人ひとりが今以上の”稼ぐ力”を身につけて、「平均」

 を上げていかねばんりません。p63



・「コーポレート・メモリー」を非常に重視しているアメリカの

 エンジニアリング・建設大手のベクテルは、一つのプロジェクト

 が終わると、時間を費やして、「学んだこと」「取引しては

 いけない企業」「資材購入してはいけない企業」「使っては

 いけない人々」などの様々なデータを集めて蓄積します。

 そうしておけば、将来、違う人間プロジェクトを受注した際、

 そのデータを参考にしながら進めることができるので、失敗が
 
 少なくなるわけです。組織もこのようにすれば「大人」に成長

 していくのです。p70



・要するに「企業側が何を売りたいか」ではなく、「顧客は何を

 求めているか」を追求するのがビジネスp109



知識労働者とは、専門性と知識を生かして自ら考え行動し、

 企業経営を支える労働者のことp121



・もともと日本人は会社に対する忠誠心は厚いものの、

 企業家精神では欧米人に劣る傾向があります。p148



・世界の共通語は英語ではなく、文法もイントネーションも

 不正確な「ブロークン・イングリッシュ」なのです。p158



・「英語力」「IT」「ファイナンス」の”三種の神器”p188